ITコンサルは本当に「高年収」なのか?
「ITコンサルは年収が高い」
そんなイメージを持っている方は多いと思います。
ですが実際は、
- 企業タイプで大きな差がある
- 役職でレンジが倍以上変わる
- 昇進できないと伸びが止まる
という現実があります。
本記事では、最新公開データをもとに“構造から”年収相場を整理します。
1. ITコンサルの平均年収はいくら?
まず全体像です。
■ 国内ITコンサル平均年収
👉 約800万〜900万円前後
一般的な日本の平均年収(約450万円前後)と比較すると、
約1.8倍の水準です。
■ 年代別イメージ
| 年代 | 年収レンジ目安 |
|---|---|
| 20代 | 600万〜800万 |
| 30代 | 800万〜1,200万 |
| 40代 | 1,200万〜2,000万超 |
※企業・昇進状況で大きく変動
📌 ポイント
若手でも600万円台後半は珍しくありません。
ただし昇進できるかどうかで差が急拡大します。
2. 企業タイプ別|年収レンジ比較
ここが一番重要です。
2-1. Big4(デロイト・PwC・EY・KPMG)
役職別レンジ目安
| 役職 | 年収目安 |
|---|---|
| アナリスト | 550〜700万 |
| コンサルタント | 700〜900万 |
| シニアコンサル | 900〜1,100万 |
| マネージャー | 1,100〜1,500万 |
| シニアマネージャー以上 | 1,500万〜2,000万超 |
✔ マネージャー到達が一つの壁
✔ ここを超えると年収は一気に跳ねます
2-2. 総合コンサル(アクセンチュアなど)
| 役職 | 年収目安 |
|---|---|
| アナリスト | 500〜650万 |
| コンサルタント | 650〜850万 |
| マネージャー | 900〜1,300万 |
Big4よりやや抑えめのケースもありますが、
成果次第で高水準に到達可能です。
2-3. 独立系ITコンサル
| 役職 | 年収目安 |
|---|---|
| コンサルタント | 600〜900万 |
| マネージャー | 900〜1,200万 |
| パートナー | 1,500万〜 |
特徴は👇
- 裁量が大きい
- 昇進スピードが会社次第
- 専門特化型は高単価
📊 横断比較まとめ
| タイプ | 若手 | マネージャー | 上限 |
|---|---|---|---|
| Big4 | 高い | 非常に高い | 2,000万超 |
| 総合 | 安定 | 高い | 1,500万前後 |
| 独立系 | 会社次第 | 中〜高 | 1,500万前後 |
3. なぜITコンサルは年収が高いのか?
理由はシンプルです。
① フィー単価が高い
1人月単価が高く設定されている。
② 粗利率が高いビジネス
人件費が主コスト。
③ アップオアアウト文化
昇進しなければ退職。
→ 生き残る人の年収が押し上げられる。
つまり、
ビジネス構造的に高年収になりやすい業界です。
4. 年収1,000万円は何年目から?
目安は以下です。
- 20代後半〜30代前半で到達可能
- マネージャー昇格が分岐点
- 転職で一段跳ねるケース多数
⚠ ただし
昇進できなければ800〜900万円で停滞することもあります。
5. 未経験からITコンサルに転職した場合
想定レンジ:
- 未経験入社:500万〜650万
- SIer経験あり:600万〜800万
- PM経験あり:800万〜1,000万
💡 年収を上げる鍵は
専門性(SAP・クラウド・データ)+PM経験です。
6. ITコンサルは年収に見合う仕事か?
正直に言うと、
- 激務のプロジェクトもある
- 評価プレッシャーは強い
- 常に市場価値を問われる
それでも、
✔ 成長スピード
✔ 市場価値
✔ 転職時の強さ
は非常に高い。
まとめ|ITコンサルで年収を上げる現実的戦略
✔ 企業タイプを見極める
✔ 早期に専門領域を持つ
✔ マネージャー昇格を狙う
✔ 転職タイミングを戦略的に使う
ITコンサルは
正しい戦略を取れば高年収に到達しやすい業界です。
ただし「入れば自動で上がる」わけではありません。
キャリア設計がすべてです。

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