フューチャーアーキテクトの面接対策|選考の特徴と対策を徹底解説!

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はじめに:フューチャーアーキテクトの面接体験記

この記事では、SIerからITコンサルへの転職を目指して実際に受けた、フューチャーアーキテクトの選考体験をまとめます。
面接で聞かれたこと、準備しておいて良かったことを率直に記載します。

どんな人に向いていて、どんな人に向いていないかも解説していきます!


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企業概要:フューチャーアーキテクトとは

特徴・事業内容

「出典:フューチャーアーキテクト公式サイト(https://www.future.co.jp/)」


フューチャーアーキテクトは、ITコンサルティングを主軸とするフューチャー株式会社グループの中核企業です。クライアント企業の経営課題に対して、テクノロジーを活用した課題解決を一気通貫で支援するのが特徴です。

  • 事業内容:IT戦略立案〜システム構築・保守まで
  • 従業員数:約2,000名(グループ全体)
  • 特徴:業界特化なし/高い技術力/上流〜下流まで担うモデル
  • クライアント例:金融、流通、製造、ヘルスケアなど多岐

年収・待遇

フューチャーアーキテクトでは、年齢とともに年収も着実に上昇する傾向が見られます。
以下は想定される年齢別の推定年収です。

年齢推定年収推定範囲
25歳537万円421万円 ~ 685万円
30歳677万円530万円 ~ 864万円
35歳800万円627万円 ~ 1021万円
40歳893万円700万円 ~ 1140万円

30歳で600万円を超え、35歳では800万円を超える水準となっています。
特に25歳から30歳にかけての伸びが大きく、140万円以上の増加が見られました。


選考フローと選考の雰囲気

私がフューチャーアーキテクトに応募した際の選考は、次のような流れでした。
若手枠(第二新卒など)の応募では、基本的にこのパターンが多いようです。

雰囲気は終始穏やかで、圧迫的な印象は全くなし。候補者の考え方や価値観を丁寧に引き出そうとする姿勢が感じられました。

志望動機と応募理由|なぜフューチャーを選んだか

若手の中途転職活動においては「なぜこの会社を選んだのか?」という質問が必ず聞かれます。そこで重要になるのが、自分のキャリアの軸(=変えたいこと or 実現したいこと)と、企業側の特徴がどう結びつくのかを明確にしておくことです。

私は以下のような流れで整理しました:

  1. 現職で感じていた課題や違和感
     例:顧客との距離が遠く、課題の本質に触れづらい
  2. 次のキャリアで重視したいこと
     例:クライアントと近い距離で課題解決に関われる環境
  3. 応募企業にそれが当てはまる理由
     例:フューチャーはコンサルでありながら実装まで一貫して携わり、クライアントと直接課題に向き合える

このように構成することで、単なる「会社への好印象」ではなく、キャリアの軸に基づいた一貫性のある志望理由になります。



面接で聞かれた質問と対策のポイント

聞かれた主な質問(抜粋):

  • 現職のプロジェクト内容(技術/工程/体制)
  • 転職理由と志望動機(なぜコンサルか/なぜフューチャーか)
  • 自己成長のために意識していること
  • クライアントとの関わりで工夫したこと
  • フューチャーでどのように貢献したいか

🔎 ※ネット上の情報・自身の体験を踏まえても、フェルミ推定やロジカル系の質問は出題されず、「出る可能性は極めて低い」と判断しています。

対策して良かったこと:

  • STAR法で職務経験を整理しておいた
  • 志望動機を「キャリアの流れ」で説明できるようにした
  • 逆質問はキャリア支援や求める人物像など3点程度準備

フューチャーに合う人/合わない人

🧭面接を通じて分かったのは、フューチャーでは「ITコンサルでありながら開発・実装まで行う」ケースもあるということです。実際、職種に関係なく、一気通貫で関わる文化があるとの説明を受けました。

  • 技術にも関心があり、提案から構築まで携わりたい人 → 合う
  • コンサル業務に集中したい、実装は避けたい → 合わない可能性あり

私は後者だったため、志望度がやや下がりました。


内定辞退の理由と最終的な判断

最終面接後に内定をいただきましたが、辞退という判断をしました。理由は「一気通貫モデル」によって、開発〜テスト工程に関わる可能性が高く、自分が目指す「上流コンサル専業」の志向と少しずれがあったからです。

👨‍💻一方で、コンサル業務も実装業務もどちらもやりたいという方には非常に合っている会社だと感じました。


選考を通じて学んだこと・読者へのアドバイス

🎯特別なケース対策は必要なく、問われるのは「基本的な質問に対して、自分の言葉でロジカルに説明できるかどうか」。派手な準備より、職務整理と志望動機の言語化が何よりも重要だと感じました。

📝SIerからの転職では、「なぜ今コンサルか」「なぜこの会社か」の言語化が選考突破のカギになります。


まとめ|フューチャーを検討している人へ

フューチャーは「上流から下流まで担うITコンサルタント」を志向する人にとって、非常に良い環境だと感じました。一方で「コンサル専業としてキャリアを築きたい」という人にとっては、選考の中でその点をしっかり見極めることが大切です。

面接自体は素直な受け答えと準備で通過可能です。志望度が高い人は、まずは自分の職務整理から始めておくことをおすすめします。

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